紅茶が体に与える良い影響は、具体的な研究によって裏付けられています。主に心血管の健康、悪玉コレステロールの低下、インフルエンザ予防の三つの面で効果が示されています。
心血管への働き
米国ボストン大学の研究によると、心臓病患者が毎日四杯の紅茶を飲むことで、血管の拡張度が6%から10%に改善されることが分かりました。血流が完全に正常に戻るわけではありませんが、血管の状態を改善する効果があるとされています。
抗酸化物質が悪玉コレステロールを下げる
紅茶にはフラボノイドと呼ばれる抗酸化物質が含まれており、低密度リポタンパク質、いわゆる悪玉コレステロールを低下させる働きがあります。ただしフラボノイドは体内での持続時間が短いため、継続的に摂取することが効果を保つ鍵となります。
インフルエンザの季節に紅茶を飲む習慣を
日本の科学者の研究では、通常の四分の一の濃度に薄めた紅茶液にウイルスを五秒間浸すだけで、そのウイルスが感染力を失うことが確認されました。インフルエンザが流行する季節には、紅茶を日常的に飲んだり、茶液でうがいをする習慣がすすめられています。
紅茶の効果は日々続けることで発揮されます。ヴィクトリア女王が「いつだってお茶の時間」と語ったのも、あながち大げさではないのかもしれません。
