ウーロン茶は半発酵茶で、緑茶と紅茶の中間に位置します。緑茶は不発酵で緑色を保ち、紅茶は完全発酵で赤色を呈し、ウーロン茶は部分発酵で、黄金色の水色と濃厚な果実香を兼ね備えています。

この3種類のお茶の違いは、「発酵度」がカギとなります。

緑茶は摘採後すぐに炒青し、発酵を止めるため、茶葉は緑色を保ち、爽やかで草本の香りがします。紅茶は茶葉を十分に発酵させ、葉が赤褐色に変わり、茶湯は深い赤色を呈し、濃厚で甘みのある味わいです。

ウーロン茶の製造工程は両者の中間です。摘採後の茶菁をまず空気中で萎凋・発酵させ、その後炒青と焙火を行います。この「半発酵」の製法により、ウーロン茶は緑茶の清香と紅茶の甘さを併せ持ち、水色は黄金色を呈します。

製造工程の違い

ウーロン茶の誕生は、製茶史上の重要な転換点でした。伝説によると、17世紀の福建省の茶農が緑茶を製造する際、偶然にも茶菁を空気中で発酵させてしまい、かえって魅力的な萎凋香を発見しました。この偶然の発見が、緑茶から「青茶」(ウーロン茶)への新たな段階を切り開きました。

ウーロン茶を製造する際は、「炒製と焙火を併用」する技術を用います。先に炒製してから焙火するため、淹れた茶湯は「半青半紅」となります。青色は炒製から、紅色は焙火から生まれます。この独特な製法により、ウーロン茶は紅茶の色香と緑茶の爽快な味わいを兼ね備えながら、緑茶の苦味や紅茶の渋味がありません。

簡単に言えば、3種類のお茶の違いは:

  • 緑茶:不発酵、爽やかで草の香り
  • ウーロン茶:半発酵、黄金色で果実香
  • 紅茶:完全発酵、濃厚で甘い余韻
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