どちらにも向いている場面があり、どちらが優れているとは言えません。大切なのは、どんな紅茶を飲むか、どんな体験をしたいかによって選ぶことです。

カップ飲み:気軽に楽しむ日常のスタイル

工夫紅茶・小種紅茶・ティーバッグなどは、カップ飲みが一般的です。標準的なティーカップの容量は200cc、注ぐ量はその三分の二の約133ccが適量とされ、残りのスペースはミルクやレモンを加えるアレンジ飲みのために使えます。カップ飲みでも細かい工夫があり、先にお湯を注いでからティーバッグを入れると味がまろやかに、お湯をティーバッグに直接注ぐと香りが引き立ちます。

ポット淹れ:砕いた茶葉に向いた丁寧な一杯

紅茶の碎茶・片茶・末茶などは、茶葉と茶湯を分けて飲みやすくするため、ティーポットを使うのが一般的です。家庭用の磁器のポットが最も紅茶の風味を引き出しやすく、宜興壺や煉瓦造りのポットは香りを吸ってしまうため紅茶には不向きです。必ずポットを温めてから沸騰したお湯を注ぎ、三〜四分待つと、香り豊かな茶湯が完成します。

茶器選びは、すでにその一杯の半分を決めていると言っても過言ではありません。ストレートで飲むか、ミルクティーやアレンジティーにするかによって、最適な器具も変わってきます。

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